淋菌の初期症状とは?淋菌の検査や費用など

淋菌は不妊の原因にもなる

 

淋病は淋菌という細菌から生じる性感染症です。これは代表的な感染症のひとつであり、10代後半〜30代といった年代に多くなっています。ただ60歳を過ぎた方に見られることもあり、必ずしも若い人だけの病気ではありません。男女を比較すると男性の患者に多く見られますが、女性の場合には男性と比べてほとんど症状が出ないために報告数が少ないという傾向があります。

 

男性では主に尿道に淋菌が感染し、女性では子宮頸管に淋菌が感染します。オーラルセックスを介して咽頭に感染したり、アナルセックスを介して直腸に、淋菌が手についた手指を経由して眼にも感染するなど基本的に粘膜部には感染の可能性があるものと考える必要があります。

 

男性では淋菌に感染してから一週間以内には排尿時の痛みや膿などが尿道で生じるようになります。痛みは激しいことも軽微なこともあります。男性の症状として尿道の出口が赤く腫れあがるケースも見られます。約5%の人は無症状でそのまま放置することによって悪化してしまい、淋菌性急性前立腺炎、淋菌性精巣上体炎などが生じるケースもあります。

 

女性の感染者の多くは無症状なので、感染の自覚がほとんどなく知らずに男性に移してしまうことも少なくありません。また淋病に気づかず放置していると、卵管や卵巣などに淋菌が到達して炎症を起こし、それによって卵管が狭くなり受精が出来なかったり、受精卵の移動を妨げて子宮外妊娠や不妊症の原因になります。他にも低体重児の出産や流産を引き起こすこともありますから、十分に注意する必要があります。

 

淋菌感染が診断されたらパートナーにも可能性がありますので、必ず検査を受けてもらうようにしてください。

 

淋菌感染症の検査

 

淋菌の有無によって淋菌感染症か否かを診断することになりますが、この検査はどのように行うのでしょうか。まずその菌の有無を確認するために、男性の場合は尿や性器からの分泌物(膿)、女性の場合には膣の分泌物を採取して、その内容を調べることになります。また咽頭感染の場合には、喉の粘膜から分泌物を採取し検査を実施します。

 

検査においては、淋菌を採取して培養して顕微鏡で調べる淋菌培養法や、淋菌を含んだ検体に色素で染色して光学顕微鏡で観察するグラム法、淋菌のDNAを人工的に増幅させて検査するPCR法、SDA法、TMA法などが行われています。淋菌は潜伏期間が2〜7日ほどあるので、そのくらいを過ぎれば検査が可能となります。

 

もしも感染の危険性が疑われる場合には、早めに検査を受けるようにしましょう。最近はプライバシーを大事にしたい人のために、自宅で可能な検査キットも登場していて、必要な検体をセンターに送ることで検査結果を返してもらえるようにもなっています。

 

淋菌感染症は一回の性行為で30%ほどの感染確率になりますから、多くの場合、性交渉の相手が淋菌に感染していた場合には感染すると思っておいた方が良いでしょう。自分はまさか大丈夫だろうと思っていても、実は感染していたということも多く注意が必要です。またオーラルセックスだとしても感染の可能性がありますので、そういったケースでも自覚症状が出たら疑って検査を受けるようにしてください。

 

⇒ 淋菌の初期症状はどんなもの?淋菌の検査は自宅でできる?

 

淋菌感染症の治療はどうする?

 

淋病は性行為における感染率が約30%とされていて、感染リスクが高い感染症です。ということは自分だけが感染している、パートナーだけが感染していると考えるのはあまりにも楽観的で、基本的には二人とも感染している可能性を疑うべきですし、また片方だけが感染しているとしてもリスクがありますので、早めに治療をするべきです。

 

その治療は抗生物質の投与で行われるのですが、淋菌を抗生物質で退治することを目的として、セフトリアキソンやセファジジム、スペクチノマイシンといったものを使用します。これらを経口摂取や注射の形で使用します。治療期間はおよそ1〜7日間程度で済みます。淋菌を排除することはそれほど難しくはありませんから、早い段階での検査と治療を行うのがベストです。

 

菌は潜伏して残っている可能性があるため、しばらく様子を見て完全に淋菌が排除され、再発のリスクがないと判断されて治療完了となります。治療期間は1〜2週間ほどと見積もっておくと良いでしょう。淋菌の治療はしっかり行っていかないと、時々薬に対して淋菌が耐性をつけてしまい思うように治療が進まないことがあります。治療中はアルコールを控えるなど、医師の指示にしたがって治療に集中してください。

 

淋菌の検査や治療は、病院に行く以外にも自宅で検査キットを用いたり、市販の淋菌治療薬を用いることも出来なくはありませんが、やはり最終的には淋菌の有無を確認しなければ安心することが出来ないので、医療機関のお世話になることになります。

 

淋菌感染症の男女差について

 

淋菌感染症と呼ばれるのは、淋菌によって生じる感染症のことを言います。男性と女性を比べた場合には、男性の方が約4倍近い発生件数があるとされていて、やはり性交渉が増える年代になると発症者が多くなります。淋菌感染症の原因となる淋菌は、粘膜から離れても数時間は感染力を維持します。基本的には日光や温湿度の変化にあまり強くありません。

 

性交渉などによって淋菌に感染した場合には、2〜7日ほど潜伏した後に症状が出るようになります。主な症状としては排尿時に痛みを感じる、尿道から膿が出る、尿道の出口が赤く腫れるといったものがあります。そのため比較的気付いて治療に入る人は多いと言われています。ただ中には自覚症状が無い場合もあり、放置することで淋菌性急性前立腺炎といった症状になり、排尿困難や高熱などのトラブルが発生し、精巣上体炎を引き起こして、男性不妊症の原因となることもあります

 

淋病は女性の発生件数が少ないですが、実際には淋菌は子宮腟部や頸管中の細胞に好んで住み着くと考えられています。男性のように見える部分ではないため、女性の淋菌感染はあまり自覚症状がありません。そのために報告数が少なくなっているだけと考えることも出来るそうです。

 

また注意しておきたいのは、オーラルセックスなどによって淋菌が咽頭部にも感染することがあるということです。この場合は炎症などの症状があることもありますが多くは自覚症状がありません。そうだとしても健常な方とオーラルセックスをした際に感染させてしまうリスクがあることを覚えておいてください。

 

淋菌感染症の予防方法

 

淋菌感染症は何よりも予防が一番です。まず当然のこととして淋菌は性行為によって感染しますから、この性行為に注意をすることです。淋菌は感染者の精液や膣液の中に含まれており、これが相手の粘膜部に直接触れることで感染するようになります。この触れることを防ぐことが出来れば、かなりの程度感染を予防することが出来ます。このためにもコンドームを利用することをおすすめします。ただしキズがあったりサイズが合っていないことが無いように注意しましょう。使用期限が切れているものも品質上心配があります。

 

または女性用のデンタルダムを利用する方法もあります。膣の分泌物が男性の口や喉に入らないようにするためのものです。一部の風俗店で行われるオーラルセックスなどが感染源になることがありますので、そういった所への出入りや行為には充分注意が必要です。

 

また淋菌については性行為以外からも感染することがありますから、清潔には注意して体の免疫力を普段から保っておくことが必要です。栄養バランスの摂れた食事や正しい生活リズムを意識して生活しましょう。予防は決して難しくありませんが、いろんな意味でだらしない生活をしていると感染の確率が高まってしまいますから、きちんと自己管理をするようにしてください。そして何か自覚症状が見られたら、早めに病院を受診して検査を受け淋菌の有無を確認するようにしましょう。

 

性病と生理の関係

 

性病の多くは、女性の体に大きな変化をもたらします。当然、生殖器の周辺に特に変化がありますが、生理の際に出てくるおりものは体内の変化を示すサインとして重要視してください

 

性病の中には、おりものの色や臭いに大きな変化をもたらすものがあります。こういったものには、クラミジアや淋病、カンジダ、性器ヘルペスといったものがあります。カンジダなどはチーズのような白いぽろぽろしたおりものが出ますし、クラミジアや淋病などなら白や黄色の膿のようなものが出てきたり、ヘルペスなら少し緑がかったようなおりものが出たりします。これらが魚のような生ぐさい臭いと共に出てきたら、一度医療機関でしっかり検査した方が良いでしょう。

 

また、特にクラミジアと淋病などは、内部にどんどん進行していくタイプの感染症で、子宮にまで菌がいたり、子宮内膜炎を併発するようになると不正出血が生じることもあります。治療に時間がかかることはもちろん、場合によっては不妊の原因となることもありますから注意しましょう。

 

生理と性病は、大きく関係しますから、普段から注意して観察しておくべきです。自分には性病なんて関係がない、パートナーも関係ない、と思っていても、性交渉ではなく何かの折に感染するケースが稀ですがありますので、何かのトラブルに備え、おりものの状態はチェックするクセをつけておいた方が良いでしょう。性病は意外と身近で、年間に1万人ほどが発症するそうですから、何かあれば恥ずかしがらずに医療機関を受診することをおすすめします。

 

赤ちゃんでもカンジダになるのか

 

結論からお伝えしますが、妊娠中に母体がカンジダに感染してしまうと胎児に感染してしまう可能性は十分にあります。ですので治療をしっかりとして出産時には完治させるということが重要になります。そのことをまず前提として覚えておいてください。

 

赤ちゃんのカンジダについて説明しますと、赤ちゃんがカンジダに感染する理由はほとんど母体からの感染になります。産道を通ることによって感染したり、口腔カンジダの場合は唾液から感染するという場合もあります。カンジダというのは性感染症のイメージが強いですが、健康な方にも存在している菌の一種になります。ただ、普段の生活の中でカンジダ菌によって症状が起こることはありませんが、赤ちゃんの場合は抵抗力や免疫力が低いのでカンジダに感染するとカンジダ性皮膚炎を引き起こしてしまうリスクが高いです。

 

では赤ちゃんのカンジダの症状について説明します。まず口腔内にカンジダが感染してしまうと口内に白い斑点状のカビが発生してしまいます。また、ミルクを飲んだりする際に、このカビが便になると肛門周辺に感染することもありおむつかぶれを引き起こしてしまうこともあります。さらに股、尻にカンジダ菌が繁殖してしまうと爛れなどが出てきてしまいます。そうなってしまった場合、医師の診断をうけてケアをしっかりするようにしてください。

 

カンジダのケアをする上で重要なのは清潔と乾燥になります。炎症しているところは泡で優しくあらい清潔なタオルで刺激を与えないように拭いて乾燥させておむつをはかせるようにしましょう。改善するまではこのやり方を徹底するということをオススメします。

 

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